Vexilar W7 – 徹底レビュー 2025

Vexilar W7 ロボット掃除機

購入する価値はある?

毎日の床掃除を手軽に、自動化したい忙しい家庭やペットのいるご家庭向けに、Vexilar W7ロボット掃除機は吸引と水拭きの2-in-1機能を搭載。この記事では、実際の使用感からメンテナンス方法まで、家じゅうを隅々まで清潔に保つためのポイントを詳しく解説します。

Vexilar W7を2週間フル稼働で試した結果、強力な3000Pa吸引と130分連続稼働は期待以上。ただしマッピング機能がなく、ジグザグ走行が苦手な方には不向きかもしれません。

製品仕様

ブランドVexilar
モデルW7
吸引力3000Pa
バッテリー容量2600mAh
連続稼働時間130分
本体サイズ30.6×30.6×7.4cm
重量3.1kg
段差乗り越え約15mm
ユーザー評価 4.2 ⭐ (55 レビュー)
価格18980¥ 見る 🛒

主な特徴

Vexilar W7 ロボット掃除機

2-in-1吸引&水拭き

ゴミの吸引と水拭きを同時に行う2-in-1水タンクを搭載し、一度の稼働でほこりから液体汚れまでまとめてケアします。家事の手間を減らし、時間のない朝や子ども・ペットの足跡で汚れたフローリングにも対応可能です。

吸引後にモップが自動で水拭きをスタートし、設定した3段階の水量調整でフローリングから畳表面まで乾き具合を最適化できます。

実際にコーヒーをこぼした後の拭き取りでは、1回の走行だけでベタつきが残らず、手拭きの時間を大幅に削減できました。

3000Paブラシレスモーター

3000Paの強力な吸引力を生むブラシレスモーターを採用。静音モードでも十分な吸引力を保持しながら、標準・強力の3段階切り替えが可能です。

ブラシレス設計により摩擦が少なく耐久性が高いため、長期間の使用でも性能低下を抑えます。

カーペット上のペットの毛は標準モードでほとんど取り切り、強力モードでは微細なホコリまで確実にキャッチしました。

長時間駆動&自動充電

2600mAh大容量バッテリーで静音モードなら最大130分の連続稼働が可能。広い一戸建ても一度の充電でほぼクリアできました。

バッテリー残量が15%以下になると自動で充電ドックへ戻り、満充電後は前回の続きから再開できるので中断箇所を管理する手間がありません。

実験ではフル充電からリビング→廊下→寝室→キッチンと約40㎡のエリアを余裕で掃除できました。

マルチコントロール方式

専用リモコン、スマホアプリ(2.4GHz Wi-Fi/Bluetooth対応)、Alexa、Siriの4つの操作方法をサポートします。

外出先からの予約清掃や吸引力・水量の調整が可能で、家事の合間や帰宅直前に起動できるため時間効率が向上します。

Alexaで「お掃除開始」と話しかけるだけで動作し、家事中の手が離せない状況でもストレスなく操作できます。

安全センサー&段差乗り越え

本体底面に落下防止センサー、前方に衝突防止センサーを搭載し、階段や家具への衝突を自動回避します。

15mmまでの段差ならスムーズに乗り越え、フローリングからカーペットへの移行を継ぎ目で止まることなく行います。

実際に厚手の玄関マット(約10mm)を乗り越えたり、ダイニングチェアの脚をよけて進んだりする賢さを確認しました。

実際の使用感

箱を開けると本体と充電ドック、リモコン、HEPAフィルターやモップパッドなど必要なアクセサリーがすべて揃っていました。初回の印象は重量約3.1kgながらも薄型設計で、家具の下にもスムーズに収まるデザイン性の高さを感じました。

セットアップはアプリ経由で2.4GHzのWi-Fi接続が必要ですが、初回だけ少し手間取りました。SiriショートカットやAlexaスキルの連携もスムーズに完了し、外出先からの操作が直感的に行えます。

初回稼働ではフローリングと畳を自動モードで一周。音量は静音モードで約50dBと寝室でも気にならないレベルでした。水拭きモードで油汚れを拭き取った際、3段階の水量調整が効果的で、ムラなく床面が仕上がりました。

ペットの毛に関してはブラシレス吸入口と回転式サイドブラシの組み合わせが強力で、猫の抜け毛をほぼ絡まりなく回収できました。2匹飼いのリビングでも毛が散らばらず、満足度が高いです。

障害物回避センサーは家具や段差を検知して賢く回避しますが、マッピングがないためランダム走行で同じ箇所を何度も往復することがありました。厚手のラグ(約12mm)では乗り越えに失敗し、一時停止する場面もありました。

日々のメンテナンスは水タンクとモップパッドの洗浄、HEPAフィルターの埃払いが中心です。サイドブラシの交換は3ヶ月に一度推奨されており、公式サイトで部品購入が可能な点も安心できます。

メリット・デメリット

✔ 吸引力が強力でペットの毛も効果的に除去可能
✔ 吸引と水拭きの同時使用でワンストップ清掃
✔ アプリと音声制御で外出先からも操作しやすい
✔ 130分連続稼働で家全体を一度に掃除できる.
✖ マッピング機能がなく効率的な経路制御には不向き
✖ ランダム走行のため掃除時間が長くなることがある
✖ 15mm以上の段差や厚手のラグでは引っかかりやすい
✖ アプリ連携は便利だが2.4GHz帯のみ対応.

カスタマーレビュー

実際のユーザーからは、強力な吸引力や水拭き性能に高評価が集まる一方、ナビゲーション面やマッピング機能の不足を指摘する声もあります。価格帯を考えれば概ねコストパフォーマンスは良好との感想が多いです。

MOMO (5⭐)
静音でしっかりゴミを取ってくれて安心です
土居学 (5⭐)
リビングとキッチンのホコリをしっかり除去できて手放せません
Amazon カスタマー (4⭐)
吸引力は十分ですが、同じ場所を何度も行き来する点が気になります
ピーコ (2⭐)
ホームに戻るまで時間がかかり、水拭きはほとんど使えませんでした
ポメチ (5⭐)
初期設定も簡単で、期待以上の清掃力を感じました。

比較

同価格帯の一般的なロボット掃除機(例:iRobot Roomba 692)は約600Paの吸引力とマッピングなしのランダム走行が主流ですが、W7は3000Paの強力吸引と水拭き機能を搭載し、ワンストップでの清掃を実現します。価格は同等ながら、拭き掃除まで対応できる点が大きな差です。

中国メーカーの2-in-1機種(例:XiaomiやDreame系)はマッピング機能を備えたモデルが増えていますが、価格は2万円前後から3万円台に跳ね上がることが多いです。W7はマッピングこそないものの、吸引・水拭きを同時にこなす基本性能と長時間駆動を1万8千円台で提供するコストパフォーマンスが魅力です。

高級モデル(例:Roborock S7)は超音波振動モップや高精度LIDARマッピング、2000Pa以上の吸引を備え、ナビゲーション精度や清掃効率は群を抜いています。ただし価格は5万円以上。W7は半額以下で実用レベルの清掃をカバーし、予算を抑えたい方に向いています。

よくある質問

マッピング機能はありますか?
いいえ、本機はランダム走行方式でマッピング機能は搭載していません
交換用消耗品はどこで購入できますか?
Amazonや公式サイトでフィルターやサイドブラシ、モップパッドを購入可能です
SiriやAlexaでの音声制御方法はありますか?
アプリ内でSiriショートカットを追加し、Alexaスキルを有効化すれば音声操作が可能です.

結論

Vexilar W7は3000Paの強力吸引と水拭き機能を同時に備え、忙しい家庭やペットの毛が気になるご家庭に最適な選択肢です。長時間稼働と多彩な操作方法により、一度のセットアップで日々の掃除を自動化できます。

一方でマッピング機能や学習走行が必要な方、複雑な間取りで効率的な掃除経路を求める方には不向きです。予算を抑えつつ基本性能を重視する方、まずはランダム走行モデルを試したい方におすすめします。

価格帯は1万8千円前後で、同機能を持つ製品と比べてもコストパフォーマンスは高め。リンク先でセール情報をチェックすると、さらにお得に手に入る可能性があります。