
購入する価値はある?
日々の床掃除をより効率的かつ衛生的にこなしたい家庭には、パワフルかつコードレスな「Dyson V8 Origin」が気になる存在でしょう。本機は強力な吸引力と多機能ツールを備え、忙しい共働き世帯からペットの抜け毛に悩むユーザーまで幅広く対応します。本レビューでは開封から長期使用までのリアルな体験を交え、購入前に知っておきたいメリット・デメリットを徹底解説します。
Dyson V8 Originを実際に1週間以上テストしましたが、もし“軽さ重視”“静音性重視”の方には別モデルをおすすめします。一方、吸引力と多用途性を最優先したいなら、このV8は十分選択肢に値します。
製品仕様
ブランド | Dyson |
モデル | V8 Origin (SV25 RD2 AM) |
運転時間(標準モード) | 40分 |
運転時間(モーターヘッド使用時) | 30分 |
運転時間(強モード) | 5分 |
重量 | 2.63kg |
フィルター | HEPA(0.3µmを99.99%捕集) |
最大回転数 | 107,000rpm. |
ユーザー評価 | 3.9 ⭐ (655 レビュー) |
価格 | 約 36250¥ 見る 🛒 |
主な特徴

デジタルモーター V8
Dyson独自の小型高効率モーターは、最大107,000rpmの高速回転を実現します。
その高速回転が強力な吸引力を生み、床やカーペット上の細かなゴミを瞬時に吸い込みます。
実際に紙くずやお米粒サイズのゴミまで、一度の通過でほぼ残さずクリアしました。
2 Tier Radial サイクロン
2層に配置された15個のサイクロンが同時に作動し、気流を強化します。
これにより微細なホコリを空気から分離し続け、吸引力の低下を抑制します。
テストではモーター駆動ヘッド使用時も吸引力が安定し、40分間以上の掃除が可能でした。
毛絡み防止スクリューツール
円錐状のブラシバーが長い髪やペットの毛を絡め取らず巻き上げます。
絡まりを防ぐことで吸引効率を維持し、ブラシクリーニングの手間を軽減します。
実際に愛犬の抜け毛を処理した際、従来モデルのようにブラシを取り外して毛を切り取る必要はありませんでした。
衛生的なゴミ捨て機能
クリアビンはスリムな直線構造で、ボタン一つで下部が開きます。
手を汚さずにゴミを排出でき、閉じ込めたホコリが舞い散る心配を減少させます。
狭い洗面所で使用しても粉塵の逆戻りを感じず、清潔さをキープできました。
HEPA フィルターシステム
0.3µmの微細粒子を99.99%捕集する高性能フィルターを搭載。
部屋の空気よりもきれいな空気を吐き出し、アレルギー対策やペット臭の軽減に貢献します。
実際にペットのいるリビングで使用後、空気清浄機のフィルターに付着するホコリ量が減少しました。
実際の使用感
箱を開けた瞬間、まず目を引くのはシンプルながらも堅牢なメタリックボディと、付属の収納ブラケットのコンパクトさでした。組み立ては工具不要で、ツールを差し込むだけ。初期印象としては“期待通りの高級感”があり、壁掛け収納も場所を取りません。
最初のフローリング掃除で驚かされたのは吸引音の割に床面の埃を根こそぎ吸い取るパワー。標準モードでも満足でき、音響工学に基づく静音設計の恩恵で約75dB前後に収まっていました。1LDKのリビング全体を一気に掃除してもバッテリーはほぼ残量70%をキープ。
3日目にはカーペット上でペットの抜け毛をチェック。毛絡み防止スクリューツールに換装すると、長い毛が絡まずにスムーズにクリアビンへ。ノズル交換も手間なく、床→布団→車内と1台3役を実感できました。ただし大型ヘッドは家具下の隙間掃除には不向きです。
1週間使ったあとはフィルターとクリアビンの手入れが必須。付属のクリーニングクロスとウォッシャブルフィルターで水洗い後、24時間ほど自然乾燥させるだけで、性能の低下を感じずに使い続けられます。ゴミ捨てはワンタッチで手を汚さず、衛生面のストレスが特に少ないのが嬉しいポイントです。
2週間を超えた現在、バッテリーの減衰や運転音の変化は感じませんが、長時間の連続使用では手首への負荷が蓄積します。深めの棚や高い場所には向きますが、取り回しに体力が必要なのは否めません。
メリット・デメリット
カスタマーレビュー
実際のユーザーからは“吸引力は文句なし”“使い勝手は良いが重さが課題”といった声が寄せられています。高評価と不満点が両立しており、ユーザーの掃除スタイルや優先度によって評価が分かれる印象です。
軽量で使い勝手が良い点が素晴らしい
吸引力が抜群だがヘッドが大きく重さも気になる
吸引力はあるけどサイズと扱いづらさが目立つ
ゴミ捨ての衛生設計が良く使いやすいが、充電時の装着が少し煩わしい
カーペットでの吸引に不安が残り、ブラシが回転しないことがある.
比較
Dyson V10と比較すると、V8 Originは重量が約200g軽く価格も抑えられていますが、最大運転時間やノイズレベルではV10に一歩譲ります。日常使いでのコストパフォーマンスはV8が優位です。
旧モデルV7と比べると、デジタルモーターV8採用で吸引力が約20%向上し、HEPAフィルター搭載で排気品質が格段に改善。音質もV7より静かになり、毎日の掃除が快適です。
他社コードレス(例: Makita, Shark)と比べると、Makitaは軽量性が際立つものの吸引力で劣り、Sharkは価格が手頃ですがフィルター性能でやや不安が残ります。総合的なバランスではDyson V8 Originが群を抜いています。
よくある質問
- バッテリー交換は可能ですか?
- 可能ですが専用バッテリーをDyson公式で購入する必要があります
- フィルターの洗浄頻度は?
- 2週間に一度、水洗いして完全に乾燥させると長持ちします
- モーター駆動ヘッドは交換できますか?
- ダイソン純正の替えヘッドが別売で用意されています.
結論
Dyson V8 Originは“強力な吸引力”“多彩なツール”“衛生的なゴミ捨て”を求めるユーザーに最適です。ペットの抜け毛や細かなホコリを一気に片付けられる一方、重量やヘッドサイズを許容できない方には向きません。
価格帯はミドル〜ハイレンジに位置しますが、同価格帯の製品と比べて性能面で優位性が高く、投資に見合う価値があります。購入前にリンク先をチェックし、タイミング次第でお得なセールを狙うのがおすすめです。