購入する価値はある？
家事の中でも手間と時間を奪われがちな床掃除を自動化したい一人暮らしや共働き世帯、ペットのいる家庭にぴったりなのがVexilarのロボット掃除機「W6」です。本レビューでは、実際の導入から日常使い、トラブル対策まで360度詳細に解説し、後悔しない選び方をお伝えします。
結論から言うと、W6は3000Paの強力吸引と150分の長時間稼働を両立しながら2万円以下で手に入り、自動充電やスマホ連携も充実しています。マッピング機能を重視しない掃除効率重視派には非常におすすめですが、ルート最適化を求める方には物足りないかもしれません。
製品仕様
| ブランド | Vexilar |
| モデル | W6 |
| 吸引力 | 3000Pa |
| 連続稼働時間 | 150分 |
| バッテリー容量 | 2600mAh×4 |
| 本体寸法 | 31×31×8cm |
| 静音設計 | 最大60dB |
| 対応フロア | フローリング/畳/カーペット |
| ユーザー評価 | 4.9 ⭐ (33 レビュー) |
| 価格 | 約 16990¥ 見る 🛒 |
主な特徴
強力3000Pa吸引
このロボット掃除機は最大3000Paの吸引力を備え、小さなホコリから重い粒子までしっかりと取り除きます。モーターと気流制御を最適化したことで、一度の走行で目に見えるゴミはほぼ皆無になります。
吸引力は静音・標準・強力の3段階に切り替え可能で、用途に応じた最適な掃除が可能です。強力モードでも最大60dB未満に抑える設計は夜間使用にも配慮しています。
例えばペットの毛が気になる週末は強力モードで絨毯の奥まで一気に清掃し、平日の朝は静音モードでパンくずだけ軽く片付けるといったシーン別の使い分けが便利です。
長時間150分連続稼働
2600mAh×4の大容量バッテリーにより、最大150分までの連続稼働を実現。約100畳相当の掃除が一回の充電で可能なため、戸建て住宅でも一息で全室をカバーします。
バッテリー残量が少なくなると橙ランプが点滅し、自動的に充電ドックへ戻るため途中で止まらず作業を完了します。再充電後は未掃除エリアに戻り、効率的に掃除を継続できます。
実際に80平米のLDKを連続運転で掃除してみたところ、残量はまだ20％以上残っており、余裕を持った掃除が可能でした。
絡まりゼロブラシレス吸込口
独自のブラシレス吸込口を採用し、毛や糸くずが絡まりにくい構造です。回転ブラシのようなメンテナンスストレスがなく、掃除後の手間を大幅に減らします。
ブラシレス構造は回転部に髪の毛やペットの毛が巻き付かず、長期間安定した吸引性能を維持します。掃除中のモーター負荷も抑えられ、静音化にも寄与しています。
実際に猫を飼う部屋で使った際も、毛が絡まることなくスムーズに運転し、週末の大掃除でもブラシに触れる必要がありませんでした。
障害物・落下防止センサー
前方に高性能センサーを複数搭載し、家具や障害物を感知すると進行方向を調整して衝突を回避します。同時に床縁に設置された落下防止センサーで階段や段差からの転落を防ぎます。
約12mmまでの段差乗り越え能力も備え、カーペットの厚みや敷居を楽々と乗り越えながら隅々まで掃除できます。動作中に人やペットが近づいても安全に停止・回避します。
実家の古い住宅で段差が多い廊下も問題なく走行し、階段手前で確実に停止する様子を確認できました。
アプリ＆音声制御
専用アプリで清掃モードや吸引力、掃除予定のスケジュール設定が可能。2.4GHzのWi-Fi接続に対応し、外出先からも遠隔操作できます。
AlexaおよびSiriショートカットと連携でき、声だけで掃除開始や停止、充電指示が出せるため手が離せない時や外出中にも便利です。
実際に子供が寝ている昼寝中に「Alexa、掃除開始」と声をかけたところ静音モードでそっと掃除を始め、音で起こされずに過ごせました。
実際の使用感
開梱直後にまず感じたのはコンパクトさと質感の良さです。思ったよりも重量感があり安定感が伝わり、シールやプラスチックのチープさはありませんでした。マニュアルは日本語表記も丁寧で迷わずセッティングできました。
初回運転では標準モードを選び、リビングのパンくずやペットの毛をテスト。3000Paの吸引力は想像以上で、狭い隙間に入り込んだ砂粒も一発でクリア。音量は60dB程度なのでテレビを見ながらでも気になりませんでした。
使い始めから3日後、アプリで毎朝8時の予約清掃を設定。帰宅すると常に床が整っており、仕事帰りの疲れた日も掃除の心配から解放されました。バッテリー残量が低くなると自動でドックに戻る信頼感は想像以上でした。
ダストボックスとブラシのメンテナンスも楽で、絡まりゼロブラシレス吸込口のおかげでペットの毛が絡まず、フィルターへの詰まりを大幅に軽減。週に一度フィルターを軽く水洗いするだけで性能が長持ちしています。
1週間使い続けた現在でもバッテリーの持ちに大きな変化はなく、150分運転後も十分な余裕があります。階段や段差で落下しない安心感、家具への衝突も最小限で本体の傷や部屋のダメージもありません。
メリット・デメリット
カスタマーレビュー
総合評価は4.9と非常に高く、ユーザーの多くは強力な吸引力や長時間稼働、スマホ連携の便利さを評価しています。一方で、マッピング未搭載によるルート最適化や音の大きさを指摘する声も見られ、好みが分かれる印象です。
シンプルですが機能として十分です。過去の製品が故障した経験から耐久性を期待しましたが少し心配です。
パワーがあり日本語の説明書も分かりやすく絨毯の上もグイグイ掃除してくれます。
3000Paの吸引力と150分の連続稼働が頼もしく、スマホアプリ連動もスムーズでした。
必要最低限の機能ですが吸引力は申し分なく、音が大きい点だけが気になります。
シンプルながら安定した動作で、フリーズしにくいのが嬉しいです。
比較
iRobotのRoomba600シリーズはマッピング機能はないものの、独自のスケジュール清掃や信頼性の高い吸引力を持つ。価格は3万円前後で、W6よりやや高価だが耐久性やサポート面を重視するなら一考の価値がある。
同価格帯の中華系モデル（A社、B社）は似たスペックながらバッテリー持ちが短かったりアプリが不安定なものも多い中、W6は150分連続稼働と安定した接続を実現しコスパに優れている。
高価格帯のマッピング対応ロボット（ルンバiシリーズなど）は部屋の正確なマップ作成やエリア指定が可能だが、価格は5万円以上。ルート精度より掃除効率や手軽さを重視するならW6の方が手頃で実用的だ。
よくある質問
- バッテリー寿命は？
- 最大150分まで連続運転できます。
- マッピング機能は？
- 非搭載のためエリア指定はできませんが自動清掃モードで概ね部屋を網羅します。
- 対応OSは？
- iOS/Androidのアプリに対応し、2.4GHz帯Wi-Fiで音声制御も可能です。.
結論
W6は3000Paの強力吸引、150分連続稼働、自動充電、絡まりゼロブラシレス設計といった基本性能を高いレベルで両立しつつ、アプリや音声操作による遠隔制御まで備えたロボット掃除機です。ルートマッピングは非搭載のため、部屋の形状や指定掃除エリアを厳密に管理したい方には向きません。逆に、手軽さとコスパを重視し、日常のゴミ掃除を自動化したい一人暮らしやペット飼育世帯にはぴったりです。
価格は1万5千～2万円台前半のレンジで競合製品と比べてもお得感があり、性能面では同価格帯製品を上回る充実度を実感できます。最新のセール情報をチェックすると、さらにお得に手に入る可能性が高いのでリンク先での価格確認をおすすめします。