購入する価値はある？
床掃除の手間を省きたい忙しい家庭やペットの毛に悩む方に向け、TP-Link Tapo RV30 Max Plusを徹底検証します。本機は5300Paの強力吸引、LiDARナビゲーション、自動ゴミ収集機能などを搭載し、家事負担を大幅に軽減。この記事では設定方法から日常使い、他社機との比較まで、ユーザー視点のリアルな体験をお届けします。
実際に1週間以上使用してわかったのは、自動ゴミ収集機能が圧倒的に便利な一方、水拭きモードやカーペット清掃にはやや工夫が必要だということ。時短と自動化を重視する方ならおすすめですが、完璧なモップ掃除を求める方は要検討です。
製品仕様
| ブランド | Tapo(タポ) |
| モデル | RV30 Max Plus |
| 吸引力 | 5300Pa |
| ゴミ収集容量 | 3L |
| 最大乗越段差 | 2.2cm |
| ナビゲーション | LiDAR＆IMUデュアルシステム |
| マッピング保存数 | 複数階対応 |
| 水拭きモード | 有. |
| ユーザー評価 | 4.5 ⭐ (36 レビュー) |
| 価格 | 約 34000¥ 見る 🛒 |
主な特徴
5300Pa超強吸引力
本機はフローリングやカーペットの繊維奥に入り込んだ微細なホコリまでしっかり吸い込む5300Paの強力吸引力を搭載しています。吸引力アップ機能により、センサーが床素材を判別すると最適なパワーに自動調整し、ムダのない清掃が可能です。例えばペットの抜け毛や砂が多いうちでは、従来モデルでは取り残しがあった細かな毛まで跡形なく回収でき、毎日の掃除時間を半分に短縮しました。
LiDAR＆IMUナビゲーション
レーザー測距と慣性計測ユニット(IMU)を組み合わせたデュアルナビゲーションで、薄暗い廊下や障害物の多い部屋でも正確にマッピングします。短時間で家中の地図を作成し、Mesh Grid技術で最適な走行ルートを生成するため、掃除時間を大幅に削減します。実際に複数階マッピングを保存し家中を自動で巡回させたところ、1階と2階で同じ品質の清掃結果が得られ、手動での位置移動が不要になりました。
自動ゴミ収集ステーション
本体がステーションに戻ると送風機能でゴミタンク内のホコリを3Lの使い捨て紙パックに自動排出します。パックは手を汚さず交換できる設計で、舞い上がるホコリを最小限に抑えながら約2か月分のゴミを貯蔵可能です。毎回のゴミ捨て作業を省略できるため、忙しい共働き世帯やペットを飼う家庭で特に高評価を得ています。
水拭き＆カーペット回避
本機はモップパッドと200mlの水タンクを装着することで、フローリングをしっとり拭き上げる水拭き機能を搭載しています。水拭きモードではカーペットを自動認識し、濡らさずに回避するため安心してフロア全体をケアできます。実家の古い畳やリビングのラグを汚さずに使用でき、拭き跡もほとんど残らず日々の拭き掃除が不要になりました。
実際の使用感
開封して届いたダンボールを開けると、本体・自動ゴミ収集ステーション・交換用紙パックなどが綺麗に梱包されていました。重さ約3.5kgの本体は思ったより軽く、女性でも持ち運びしやすいサイズ感です。組み立てはステーションに本体をセットしてアプリをインストールするだけで、工具不要なのは好印象でした。
アプリのセットアップでは2.4GHz帯のWi-Fi情報を登録すると自動で本体と接続。初回マッピングは約10分ほどで完了し、家具や部屋の間取りを忠実に再現してくれました。マップ上でバーチャルウォールや禁⼊エリアを直感的に設定でき、家族全員がスマホから管理できるのは便利です。
5300Paの吸引力は実際の使用でも実感でき、フローリングの細かなホコリからペットの抜け毛までしっかり取り込んでくれました。カーペットエリアでは吸引力が自動的にアップし、繊維奥の見えないゴミも取り残しが少なかったです。音も最大モードでも75dB前後で、掃除中のテレビや会話の邪魔になりませんでした。
水拭きモードでは専用モップパッドを取り付けタンクに水を入れれば、15分程度で拭き掃除が完了します。カーペット検知機能により水拭き時は自動的に回避してくれるため、濡らしたくない場所も安心です。ただしモップの装着がやや手間に感じ、頻繁に使う場合はもう少し簡単な機構が欲しいと感じました。
自動ゴミ収集ステーションは3Lの紙パックで約2か月分のゴミを蓄積でき、満杯時にはアプリで通知が来る仕様です。実際にゴミ捨ては約1か月に1回で十分で、ほこりが舞い上がらないパック構造も嬉しいポイント。掃除後にステーションに戻る姿は愛らしく、家事のストレスを大幅に軽減できました。
1週間使い続けた結果、掃除スケジュールを平日朝に設定すると平日の散らかりがちな小物やペットの毛を定期的に除去でき、部屋が常に清潔になりました。掃除が終わるとアプリで稼働時間や吸引量を確認できるので、家事効率の向上が実感できます。唯一気になったのは、長期使用後にブラシ部分に髪の毛が絡まることがあり、週1のメンテナンスが推奨される点です。
メリット・デメリット
カスタマーレビュー
ユーザーからは、吸引力やマッピング性能、自動ゴミ収集の便利さを絶賛する声が多い一方、モップ装着の手間やカーペット清掃に関する指摘も見られます。実際の使用感を反映したリアルなレビューをご覧ください。
ロボット掃除機＝ルンバという固定観念が崩れ去りました。アプリ設定が簡単で掃除軌跡も可視化され、吸引力も期待以上でした
約1か月使って大正解。センサー精度が高く静音性も優秀で、毎日の掃除が楽になりました
とても賢く動きストレスフリー。コスパ重視の私には最適な一台でした
ルンバより静かでマッピング精度に驚愕。自動ゴミ回収も便利で2階設置を検討中です
カーペットのゴミが残りやすく不満を感じた。
比較
iRobotのRoomba j7+と比較すると、優れたマッピング精度と自動ゴミ収集は共通ですが、価格はRoombaが6〜7万円台に対しTapoは4万円前後とコスパが高い点が魅力です。障害物回避性能はRoombaが一歩リードしますが、TapoのLiDAR＆IMUでも十分な安定感があります。
Dreame D10 Plusは5000Paの吸引力と自動ゴミ収集ステーションを搭載し、価格帯もTapoと近いですが、水拭き機能やカーペット回避機能は搭載されていません。複合機能を求めるならTapoが一歩上回る選択肢となります。
Anker Eufy L80は騒音が静かでシンプル設計ですが、自動ゴミ収集機能がなくメンテナンス頻度が高い点がネックです。自動化の度合いを重視するならTapoの利便性が際立ちます。
よくある質問
- バッテリー駆動時間はどれくらい?
- 約150分稼働し、50畳相当の広さを1回でカバー可能.
- 紙パックの交換頻度は?
- 標準設定で約1～2か月に1回で、満杯時はアプリ通知が届く.
- アプリはどのOSに対応?
- iOS 13以上とAndroid 6.0以上に対応し、2.4GHz帯Wi-Fiが必要です.
結論
Tapo RV30 Max Plusは強力な吸引力と高精度マッピング、自動ゴミ収集を高いレベルで両立したミドルレンジモデルです。ペットを飼う家庭や二世帯住宅など、複数階を含む広いエリアで効率的に清掃したいユーザーに最適と言えます。
水拭き機能やモップ装着に手間を感じる点、カーペット清掃での微細ゴミ取り残しが気になる場合は、より専門特化したモデルを検討しても良いでしょう。価格は4万円前後のミドルレンジですが、この機能セットを考えれば十分に価値があります。最新の価格やセール情報はリンク先をチェックしてください。